スタッフ紹介

田中 和加子(たなかわかこ)

ガーデン&エクステリア デザイナー

保持資格:2級建築士、住環境福祉コーディネーター、インテリアコーディネーター

いい意味で期待を裏切りたい。

■あらゆるメーカーから、ベストな素材をセレクト

エクステリアやガーデンは、住まう方の要望に叶った自然に行動できる快適な空間でなくてはなりません。私がデザインを起こす際は、まず最適な動線(人の動き方)計画を考えることから始めています。そのうえで、お客様のセンスを感じさせるような、スタイリッシュさを出していきたいですね。ちょっとした素材やアイテムのセレクトだけでも、イメージは随分と変わるものです。

それらの材料は、手間を考えるとメーカーを絞って仕入れた方が効率的ではあります。しかしその方法では「この中から選んでください」というように、狭い範囲内での提案しかできません。幸泉では、お客様により満足していただけるよう、材料メーカーを一切限定せずに、あらゆる素材の中から最適なものを選んでいくスタイルをとっています。

■遠近感のある空間を

そして、私が一番こだわっているのは"遠近感"ですね。空間の見え方は、高さの工夫や物のレイアウトなどで、大きく違ってきます。たとえば門塀を作る際も、外部と完全に遮断してしまうと、息苦しく感じられます。でも、どこかに外を見通せる空間を空けておくことで、遠近感が出て広がりが感じられるのです。

要望をそのまま設計図にしただけでは、プロとは言えません(笑)。オーダーに何かしら工夫を加えて昇華させることで、いい意味でオーナー様の期待を裏切りたいんです。100点満点ではなく、150点を目指しています。お客様がプレゼンテーションの図面を見て、そこでの生活に夢がひろがるようなシーンが描ければ最高ですね。